本記事はswitchのダウンロード専用ソフト『大繁盛!まんぷくマルシェ』の感想評価レビューです。
まんぷくマルシェは元はスマートフォン用ほのぼの経営シミュレーションゲーム。第1作から第3作まで配信されています。その第1作目がswitchに移植され、2019年2月28日より、ダウンロード専用ソフトとして発売されました。
実際にクリアまで遊んでみた個人的評価は、100点満点中75点ほど。
お気に入りのキャラもできて最後まで楽しめたので感想レビューを書いていきます。
大繁盛!まんぷくマルシェとは
まんぷくマルシェはスマートフォンで人気のほのぼの経営シミュレーションシリーズです。主人公は王都の料理アドバイザー。王子様が作った膨大な借金を返すため、世界樹のマルシェを活発化させ、借金返済しようというストーリーです。
しかし、世界樹のマルシェにいたシェフたちは、自分らのキッチンカーに乗って他所の土地へ行ってしまったため、今や世界樹のマルシェは閑古鳥が鳴いている状態でした。それでも主人公は、唯一世界樹のマルシェに残っていたパン屋のユーカリと一緒に、マルシェの再建、そして王子様の借金返済のためにマルシェ経営へと乗り出すのでした。
まんぷくマルシェの魅力
作る料理がどれもあり得ない!
王都では伝統料理ばかり作らされていたという主人公。世界樹のマルシェでは、遺憾なくアイディアを爆発させていきます。プレイヤーもよく知る一般的な食材が、主人公の手にかかると世にも奇妙な、それでいて可愛らしい料理へと大変身します。
料理の作り方は簡単で、メインとなる食材1つと、仕入れで入手してくる素材1つ~2つとを合わせるだけ。一度完成した料理は、キッチンカーに並べて販売できるようになります。この料理は、プレイヤーがゲームをやめている間も、素材の在庫がある限りずっと売れ続けます。
ほのぼのと見せかけて仕入れが忙しい!
ゲームをやめている間も料理がどんどん売れていくため、次に起動したとき、だいたい在庫がゼロの状態になっています。なので、仕入れを何度も繰り返すことになります。
仕入れ自体は単純なミニゲームですが、すぐ在庫切れするので何度も何度も通わなければなりません。私はやることが多いほうが楽しめる性格なのでそこまで苦ではありませんでしたが、1日に15分~30分くらいしかプレイできない日は、仕入れだけして終わることがあって、そこはちょっと残念ポイントだったかも。
でも、レシピ開発して販売して、仕入れしてと、目まぐるしくプレイしていると「経営してる感」があって個人的には好きです。
シェフたちとの会話がとても多くて楽しい!
世界樹のマルシェのランクが上がると、世界樹を去ったシェフたちが、キッチンカーと一緒にマルシェに戻ってきます。シェフは個性の強いキャラクターばかりで、それぞれがとても魅力的です。
メインストーリーよりも彼らとの会話イベントのテキスト量が圧倒的に多いことに驚きました。コメディ色の強いイベントから、ちょっとシリアスな展開まで、様々なバリエーションの会話が用意されています。特定の男性キャラとは、ちょっとデートっぽい雰囲気になることもありました。主人公がアホの子なので甘い展開にはなりませんでしたけどね。
シェフたちには一応「好感度」も設定されていて、好感度の高さが、エンディングに少々影響します。
幸せな気分になれるゲーム
最初は寂しかった世界樹のマルシェは徐々に賑やかになり、客足が途絶えることがありません。シェフたちは互いに仲良しで、思いやりが垣間見れるイベントが多数用意されています。
メインストーリーでは危機が訪れますが、みんなの団結力と、主人公の決断が、世界樹のマルシェを大団円へと導いていきます。変な裏切りなどない、王道のストーリー。最後まで安心して楽しむことができたし、エンディング後には幸せな余韻が残りました。
最後に
まんぷくマルシェは、大作ゲームではないけれど、小さな幸せをいっぱい詰め込んだゲームだと思います。
ほのぼのした雰囲気、単純操作、キャラクターたちとの豊富な会話イベント、ちょっと忙しい料理開発と仕入れ。こういったゲーム性が好みの人には、とてもおすすめな作品です。価格は1,200円とお手頃なので、気になった人は是非。
料理レシピの一覧をご覧になりたい方はこちらの記事をどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
タイトル | 大繁盛!まんぷくマルシェ |
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ジャンル | シミュレーション / アドベンチャー / パズル / コミュニケーション |
配信日 | 2019年2月28日 |
価格 | 1,200円(税込) |
対応機種 | Nintendo Switch |
プレイ人数 | 1人 |
セーブデータお預かり | 対応 |
メーカー | フライハイワークス |
公式サイト | http://www.toyste.com/mm/special.html |
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