本記事は『夜廻三』の主人公に起きたことまとめ解説です。おねえさんとの出会いから、呪いを解くまでの間に起きたことを、時系列順にまとめています。夜廻三のストーリーをより理解するのにお役立てください。
※閲覧は夜廻三のエンディング後推奨。内容の一部に考察の部分があります。
主人公に起きたこと
幼少期
幼少期の出来事 | |
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① | おねえさんと知り合う |
② | 竹林や棚田付近、砂浜、トンネル、商店街などおねえさんと探索して遊ぶ |
③ | ムギが死んでしまう |
④ | おねえさんと一緒に神社の近くにムギの墓を建てる |
⑤ | ムギの死を受け入れられない |
⑥ | ムギは生きていると思い込む→ムギが死んだことを忘れる(同時におねえさんの記憶まで失う) |
主人公ユズがおねえさんと知り合ったのは小さい頃の廃ビル。廃ビルで雨宿りした主人公は帰ろうとして転んでします。そこに声をかけたのがおねえさんです。
- 「家にかえったらバンソウコウはってあげる」
- 「ほら見て、夕日がしずんでいくよ」
- 「ほんとだ、ビー玉みたいだね」
- 「暗くなっても大丈夫だよ!おかあさんにもらったかいちゅうでんとうがあるから」
出会った時の会話の中に、本編中に取り戻すことになる思い出アイテムの名前が3つ出てきます。(会話には登場していませんが、雨宿りするキッカケになったやぶれたおりたたみ傘も近くにあったはず)。
この後、2人は仲良くなり、町のあちこちに一緒に出掛けるようになります。母親にムギと一緒の写真を撮ってもらったのもこの頃。
ユズはお屋敷の人形と遊んだりと、子どもの頃から霊感が強かったようですね。化け犬が出る商店街や、封鎖された廃村に続くトンネルや、ヒトデお化けがいる洞窟に繋がっている穴など、いわくつきの場所にばかり遊びに出掛けていたのは、ユズのその霊感の強さと好奇心のせいかもしれません。
そんな時にムギが死んでしまいます。
死因は不明。
おねえさんと一緒に神社近くの空き地にムギを埋め、お墓を建てますが、ユズはムギの死を受け入れられず、死んだことを忘れて、まだ生きているかのようにふるまうようになります。
ムギを思い出させるおねえさんの記憶も、このとき一緒に封印して忘れてしまいます。
1年前
1年前の出来事 | |
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① | おねえさんと再会する(おねえさんのことは忘れたまま、ムギは生きていると思い込んだまま) |
② | おねえさんは失踪した母親を探している |
③ | 友だちと夜の学校の肝試しを計画 |
④ | 肝試し中に夜の学校におねえさんを入れる |
⑤ | 校内にムギがいるのを見かけ、友だちから離れてムギを探す |
⑥ | 屋上でおねえさんが飛び降りるのを目撃する |
⑦ | おねえさんを探して焼却炉付近に行く |
⑧ | 友だちが追いかけてきて、肝試し中にいなくなったことを責められる |
⑨ | 学校でのイジメが始まる |
⑩ | 再びおねえさんのことを忘れる |
作中でおねえさんが呪われたのは1年前と言っていたので、1年前の出来事であることは間違いないです。
ユズはおねえさんとムギの記憶を忘れたままでしたが、夜の学校に入れて欲しいというおねえさんの頼みを聞き、肝試し中にこっそりおねえさんを校内に入れます。
その後なんやかんやあって(割愛)、肝試し中にいなくなったユズは学校のいじめのターゲットになります。
学校の屋上でおねえさんがしたことや呪いのことは、またも綺麗に忘れてしまいます。(ムギが鍵だと言われ、事実を思い出したくない脳が拒否した?)
現在(本編中)
現在(本編中の出来事) | |
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① | ユズはいじめに耐えられず学校の屋上から飛び降り自殺する |
② | 不思議な森で目覚め呪われる |
③ | おねえさんに導かれて森を抜ける→呪いを解く方法はユズの記憶の中にあることを教わる |
④ | 身近なものから記憶を辿り、幼少期に訪れたことがある思い出の場所へ行き、1年前におねえさんが呪われたことを少しずつ思い出していく(ただし思い出した記憶は、ムギの死を受け入れられない心が作り出した嘘の記憶) |
⑤ | おねえさんを助けられず本当の記憶を探し始める |
⑥ | ムギが死んだことを思い出す |
⑦ | ムギの墓を掘り返して鈴を入手する |
⑧ | 2つの鈴を持って再び不思議な森へ行く |
⑨ | おねえさんと一緒に鈴を神様に返す→呪いが解ける |
いじめは1年続き、ついに耐えられなくなったユズは学校の屋上から飛び降ります。
その後のことは本編をプレイすれば分かることなので割愛しますが、最後は本当の記憶を取り戻し、おねえさんと鈴を返して呪いを解くことができました。
本当の思い出を取り戻す過程で、おねえさんに教わった「怖かったり辛かった時に勇気を出すおまじない」のことも思い出します。
いじめに立ち向かう勇気を出すことができたユズは、自殺を回避することができました。
以上が夜廻三のストーリー・主人公ユズに起きたことです。拙い文章を最後まで読んでくれてありがとうございます。
おねえさんに起きたこと・おねえさんの正体はこちらにまとめています。
関連・攻略記事一覧
関連・攻略記事(※ネタバレあり) |
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・攻略と解説 |
・思い出アイテムの場所と進め方 |
・本当の思い出の見つけ方 |
・お化けの一覧まとめ |
・ひろいものアイテム一覧 |
・パズルのかけらの場所 |
・サブイベントの発生場所と入手アイテム |
・トロフィーの取り方 |
・青い花のイベントの進め方 |
・ストーリー考察 |
・おねえさんの正体 |
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コメント
体験版とどう繋がってるんだ…?と思っていましたが、1年前の出来事なんですね、あれ!
スッキリしました、ありがとうございました。
>匿名さん
体験版は体験版オリジナルストーリーですが、最後までプレイするとやはり繋がりを感じますね♪
過去の主人公とは違って五体が揃ってエンディングになりましたがそれ以上にムギの死と向き合わなければならず、おねえさんも死亡し、さらにいじめも解決したわけではないと先が心配になるようなエンディングなんですよね…
こうして時間軸を整理して見てみると、いくつも不自然な所が有りますね。
・本編始めのユズちゃんが森に入る事。
手順としては、神様(?)を視認してから、鈴が鳴るのを待って飛び降りないといけませんからね。(足を踏み外したのかもしれませんけど)
・「ムギが鍵」と言った際のお姉ちゃんが、すでに半分鳥になっている事。
・お姉さんの半鳥姿を見て、お化けになる所もみているはずなのに、鏡を見て「これが呪い」って言っている所。
・お姉ちゃんが鈴を渡しに行く為に必要な「いし」を持っていなかった事。
ともっと有りますが、複雑に組み合わさってそうですね。
長っ!