本記事は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(ティアキン)プロデューサー青沼氏のプレイ映像で初公開された情報まとめです。3月28日に約10分のプレイ動画が公開され、ティアキンの舞台となる「空島」の様子や、リンクの新しい4つの能力が紹介されました。
冒険心をくすぐる4つの能力。どういった力なのかまとめたので、よければチェックして行ってください。
公式サイトはこちら。
>>『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』公式サイト
青沼さんのプレイ映像
プレイ映像ではリンクの新たな4つの能力が紹介されました。思いついたとしてもそれを実装するのは並の労力ではない、度肝を抜かれる能力ばかりです。
- モドレコ…物の動きを逆再生する
- スクラビルド…素材同士を組み合わせて即席の武器にする
- ウルトラハンド…物同士をくっつけて乗り物を作る
- トーレルーフ…天井を突き抜けて上階に出る
リンクの新能力
モドレコ
リンクの新たな能力「モドレコ」。物の動きを逆再生します。空島からの落下物にモドレコして乗ると、逆再生して空島へ行くことができます。
▲空島から落下してきた岩の近くに行ってモドレコします。
▲モドレコしてからほんのわずかの空白タイム中に、落下物に乗り込むことができます。
▲落下物の時間が巻き戻り、リンクを乗せたまま空島へと戻っていきます。
逆再生中の画面下部には「stop」の文字。Lボタンで逆再生を止めることができるようですね。
青沼さんの話では、空島に行く手段はモドレコ以外にも沢山あるそうです。
(プレイ映像では空島へ行くための手段という印象ですが、モドレコできる対象と戻せる時間によっては、”ボスが発射してきた物をモドレコしてぶつける”とか、”崖から落とすなどして加速度を記録した大岩をモドレコして大ジャンプする”とか、そういった遊びも出来るかもしれません。どこまで巻き戻せるのか、次の情報に期待です！)
スクラビルド
リンクの新たな能力「スクラビルド」。さまざまな素材や武器を組み合わせて、即座にオリジナルの武器や盾を作成します。素材を組み合わせることで攻撃力や耐久値も増加します。
◆組み合わせの例①：木の枝＋岩＝即席ハンマー
壊れかけていた木の枝と岩を組み合わせることで、新しい即席のハンマーに。もう壊れかけではありません。
◆組み合わせの例②：長い棒＋長い槍＝超遠距離攻撃できる槍
長い棒と長い槍を組み合わせ、超遠距離できる槍に。戦闘が苦手な人も、離れた位置から敵を攻撃できます。
◆組み合わせの例③：弓矢+氷系の素材＝敵が凍る弓
弓も様々な素材と組み合わせ可能！氷系の素材と組み合わせれば、敵が凍り付く氷の矢になります。
◆組み合わせの例④：弓矢+キースの目玉＝敵を追尾する弓
キースの目玉と組み合わせれば、追尾する矢になって、空を飛び回る鳥も百発百中で落とせます。
◆組み合わせの例⑤：盾+ケムリダケ(キノコ)＝敵を防ぐとキノコから煙幕が出る
キノコと盾を組み合わせて何をするかと思えば、このキノコはケムリダケなんですね。敵の攻撃を防いでキノコが壊れると、辺りは煙幕で覆われます。敵がリンクの姿を見失っている間に、不意を突いて攻撃できます。
前作では強い武器は強い敵を倒さないと手に入りませんでしたが、本作では弱い武器でも、何かと組み合わせて、使い勝手が良いオリジナル武器に作り替えることができます。前作の武器がすぐ壊れる点を、クラフト要素でストレスフリーにしてくれたことも嬉しいですね。
ウルトラハンド
リンクの新たな能力「ウルトラハンド」。物同士をくっつけたり外したり出来ます。プレイ映像では3本の丸太と”扇風機”と呼ばれる風を起こす機械とをくっつけて動力付きの船を作っています。
これは本当に凄いです。プレイヤーのどんなアイディアも形にするでしょう。
ティアキン2ndトレーラーに登場した乗り物も、このようにウルトラハンドで作られたものだったんですね。
2ndトレーラーの内容はこちらで確認できます。
ウルトラハンドで船を作るとき、後方にあるガラクタみたいな素材も反応していましたね。色々くっつけて乗り物が作れるなら、ハウルの動く城みたいなものも作れたりするんでしょうか。
トーレルーフ
リンクの新たな能力「トーレリーフ」。建物や洞窟など天井がある場所なら、どこでも上の階層に突き抜けることができます。天井から地上まで距離があってもぐんぐん登って突き抜けます。
前作では高い山の頂上に行くのに崖を登っていましたが、今作では天井のある洞窟を見つけて天井から上に突き抜ければ、楽に登れるようになります。
例えば牢屋に閉じ込められても天井さえあれば簡単に脱出できる･･･というお話をされているので、もしかしたら本編ではリンクが牢屋に囚われるシチュエーションが用意されているかもしれません。
天井を突き抜ける途中で、秘密の隠し部屋なんかを見つけたら、テンションまで天井ぶち抜いてしまいそうです。
最後に
プレイ映像の最後に青沼さんはこう仰っています。
「私のプレイを見て、あれができるならこんなこともできるのかも？と、想像された方もいらっしゃるかと思います。今作はそういうプレイヤーさんの”できるかな？”が本当にできてしまうゲームなんです」
まさにその通りで、戦闘で役立つものが欲しいと思えばスクラビルドで作成でき、乗り物が欲しいと思えばマジックハンドでくっつけ、高い山のてっぺんに行きたいと思えば洞窟を探してトーレルーフすればいい。
特にマジックハンドの自由度は、たった数分の映像からでも「半端ない！」「やばい！」と分かります。
新しいゼルダの世界で何が出来そうか、発想を自由に膨らませながら、次の情報・発売日を楽しみに待ちましょう！
以上、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(ティアキン)プロデューサー青沼氏のプレイ映像で初公開された情報まとめでした。
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特別デザイン『Nintendo Switch（有機ELモデル） ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムエディション』は4月29日発売。Proコンとキャリングケースは5月12日発売です。
発売前最後の映像、3rdトレーラーの内容と伏線考察まとめはこちら。
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